変形性膝関節症・膝関節骨壊死症
専門医による治療最新情報

膝の痛み教室

膝は、心臓、脳に次ぐ第三の重要臓器

「歩く」という動作は人間にとって生きていくうえでのもっとも基本的な動作です。

変形性膝関節症のレントゲン写真

人間は歩けなくなると途端に、脳や血管の老化が進んでいきます。膝の痛み(および腰痛)が原因で、だんだん歩くことがおっくうになり結局は介護や寝たきりの原因になってしまうというパターンがいまや大問題になっています。

内臓の病気やガンが、医学の進歩でかなり治るようになったためそのぶん、機械のパーツ=膝や腰、骨粗鬆症 に先にガタがくるかたが急増しています。

膝の痛みは、心臓病やガン同様、命にかかわる病気なのです。

私たちは、「痛いのを我慢して介護を受けながら長生き」ではなく「死ぬ直前まで歩けて長生き」を目標に治療することを提案します。

膝に水がたまる、痛い=医学的には「炎症がある」という意味になります。

炎症がある場合必ず何らかの原因があります。女性でなぜか膝に水がたまる場合、私達の経験からもっとも多くみられる原因としてふたつあげられます。

まず、中学、高校からバスケット、バレー、陸上などの部活動をやっていたなど、比較的スポーツが好きで活動的な女性に多くみられるケースです。その間に知らない間に膝の小さなケガをくりかえしておりそれがもとになって炎症を起こしているパターンです。

小さなケガのなかでもっとも多いのが、半月板、それも内側の半月板の後方の損傷です。半月板は焼鳥屋さんなどで食べるコリコリした軟骨で、主にコラーゲンからできています。

損傷するとその破片が刺激になって炎症を起こすのです。

膝とリウマチ

次に考えられるのが、「隠れリウマチ」です。特にスポーツもしていないし、膝をけがした覚えもないのになぜか水がたまるという場合特に注意が必要です。

リウマチは一般には、珍しい病気、難病と考えられています。

しかし、軽いものや血液検査に出ないリウマチまで含めると女性にはたいへんありふれた病気なのです。特に40歳代50歳代は女性ホルモンの関係で発症率が高くなります。

膝の水や、四十肩・五十肩からはじまるリウマチも多いので注意が必要です。

以上の2つの原因を診断するためには、専門医を受診して膝のMRI検査をうけること、リウマチの血液検査をうけることをつよくおすすめします。